リフォームすべきトイレが無臭便槽であることは突き止めたのですが、これに、洋式簡易水洗便器を取り付けなければなりません。和式便器の接続部品である漏斗のようなもの(便器受けという名称のようです)は明らかに簡易水洗便器に接続できそうにありません。簡易水洗便器の排泄管の直径より漏斗形状の上の開き具合がかなり大きそうだからです。

便器受けを取り外してその代わりに簡易水洗便器に接続できる部品が必要になるはずです。それをインターネット検索で見つけたのが写真にある部品です。INAXの簡易水洗便器のサイトで見つけた「無臭便槽用接続ソケット」というものです。「既存の無臭便槽に接続する場合に使用します。(外径φ186mm・φ216mmに適合)」という商品説明があります。これ以外にないか、いろいろ調べましたが、簡易水洗との接続アダプタはこれしか見つかりません。また、複数人の建築関係の知人に聞いてもみましたが、皆都会の人間、そもそも簡易水洗というものすら扱ったことがないとのことで、やはり不明でした。

また、現在無臭便槽を発売しているメーカーはすくなくとも2社あり共にINAXではありません。また、その形状は微妙に違うようにも思えます。さらに、リフォーム対象の無臭便槽は30年ぐらい前のものである可能性もあり、この二つのメーカーの製品と同じである保証もありません。

ここまでくると、あとは気持ちの踏ん切りだけです。いずれにしても塩ビ管の太さの違の問題でしかないだろうと素人なりに高を括って、リフォームすることに決定しました。里山暮らしを始めるといっても、さすがにポットん式の便器だけは耐えられそうもないということが踏ん切らせたのだと思います。

この踏ん切りがどのようなことになるのですか?