NOTE e-POWERを購入して1カ月、週末に何度か運転をしe-POWERの運転に慣れてきたのか、購入当初より少し平均燃費が向上してきました。

省エネ車を購入した場合その運動性能より省エネ性能を極めたくなるのが一般的ではないでしょうか。筆者もその一人です。
試行錯誤繰り返しながらいろいろな省エネ運転?を試しました。まだまだ暑いさなかエアコンフル稼働の中で平均燃費19km/lと1~2km/l程度平均燃費が向上してきました。
といっても、このころはできるだけおとなしく(急加速をしない、ECOモードのワンペダル運転で減速のエネルギーをできるだけたくさん回収する)という方法の範囲内で、その他は感覚任せだったと思います。

転機が訪れたのは志賀高原に行ったときです。ここで、新たな発見が2つありました。一つは行きの時です。高速道路のきつい登りで時速100kmを維持すると急速に平均燃費が悪化することです。

このことは、東京近郊で高速道路に乗ったときにその傾向があることは把握していましたが、登りなのだから燃費が悪くなるのは当然のことだと理解していました。品川から首都高そして関越自動車道、ここまでは徐々に登っていくので、これまでの平均燃費より若干(1~2km/l程度)が悪くなると思っていましたが、逆に、20km/lと運転に慣れてきたせいか、それまでの運転より燃費が良くなっていました(このころは、高速道路での燃費改善に本線からSAやPAの誘導路に入ったときにノーマルモードからエコモードに切り替え減速エネルギーを回生することや、逆に本線への合流時や追い越し車線へ移動時の加速は、緩やかにするのではなくe-POWERの力を最大限生かして一気に加速し、できるだけ早く目標のスピードしたほうが燃費が良くなるといったことが体感的にわかってきたころです)。
そして、藤岡JCTで上信越自動車に乗り換えてからしばらく急な登りが続きます。ここで、時速100kmを維持していると一気に平均燃費が悪化してきました。悪化度合いは、今までガソリン車のコンパクトカークラスのレンタカーで同じ上信越道乗ってきたときと比て、感覚的に2~3倍にも感じるものでした。
結局上信越道の最高地点あたりで品川出発からの平均燃費が17km/lに悪化してしまいました。

もう一つは帰りの時でした。北軽井沢等を経由して帰ることにしたため、一般道を関越自動車道(渋川)に向かって走行したときです。JR吾妻線沿った国道145⇒国道353を走行しました。この時、ほとんどエンジンが動かずバッテーリだけで走りました。この間に品川からの平均燃費が20km/lから32km/lに一気に改善したのです。この区間の平均燃費はというと51km/lぐらいでした。国道145の走り始の野原町あたりの標高およそ500mから渋川伊香保IC標高およそ160m程度の標高差350m程度を登り下りを繰り返しながら全体的にはなだらかな下りの一般道を走りました。走りは、日曜日の快晴の日といこともあって、1車線の道路を数珠繋ぎに並んで走る前方車の流れに合わせた走りでした。
走っているとどんどん車載の平均燃費メーターが改善されていくのです。これにはびっくり、下り基調の道なのでエンジン車でも燃費が良くなるのは当然ですが、通常のハイブリッドであればフル充電になりところ回生エネルギーを捨てているところをe-POWERの大きなバッテリーがそれをすべて回生し、フル充電になることなくほとんどの登りの区間をモーターだけ走っていました。下りのエネルギーをほぼバッテリーに回収できたことによりこの燃費を実現されたのだと思ます。

この2つの経験が今後のe-POWERの省エネ運転の大きな転機となりました。

No tags for this post.