新しい田舎暮らしを始めるために乗用車を一台購入しました。購入した車は日産NOTE e-POWER(モデルX) です。エンジンでの直接の駆動ではなく100%モーターで駆動されているという電気自動車の特性に興味があったのも購入を決めた一つの理由ですが、それよりも、これから暮らす山里暮らしでは、最高の省エネが得られるかもしれないということが、この車を購入した一番大きな理由でした。

みんカラではおおよそ20km/lがNOTE e-powerの平均燃費性能のようです。JCO8モード34.0km/lの割には実質燃費が悪すぎるとか、トヨタ/アクアには所詮燃費ではかなわないとか等の評価がインターネット上で散見されますが、新たな生活の地はおおよそ標高800mの山里、どこの街に行くにしても500~600mぐらいは下ります。したがって、下りでの回生エネルギーの回収が沢山出来るバッテリー容量がより大きいe-POWERのほうが通常のハイブリッドより燃費が良くなるのではないかとの仮説です。

新車が届いたのは夏の盛り、東京都内をさっそく走ってみるとエコモードでブレーキをほとんど踏まないワンペダル走行でおとなしい運転をしたにも拘らず17~20km/l。また、高速道路はそれより1~2km/l燃費が悪化する感じでした。みんカラでもエアコン利用時の夏と暖房が必需の冬(冬の燃費悪化はモーター系特有の現象?)に燃費が大きく悪化し、かつ、高速道路は通常走行より燃費が悪化するとあったので、まあ、みんカラの評価通りかなと。その後の山里暮らしでの燃費特性に期待しつつも、想定内での新たな驚きのない中でe-POWERとの付き合いが始まったのです。

しかし、この後、4カ月間(およそ8000kmほど)走行するうちに恐るべき燃費が実現されようとは、この時全く想像していませんでした。

 

 

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