ビジュアルビルダーのエラーメッセージを見ると、保存終了できない原因はいろいろあるようです。その中で手軽にできる対処法としてプラグインを停止させるとか、各種キャッシュを初期化するとかがあり、それを手始めに試してみるのが常套手段だと思います。

それで修復されない場合、やはり疑うべきは、サーバ側で設定されているWAF(Web Application Firewall)ではじかれている可能性です。

筆者の場合、レンタルサーバーのWAF設定をしていたので、WAFのログをレンタルサーバの管理画面から確認しました。すると、ビジュアルエディターの保存終了した時間に該当するログがきれいに残っていました。これで、ほぼWAFが原因と特定することができました。そしてWAFの設定をOFFにして、WAFが本当の原因か確認しました。これで保存終了できればWAFの問題です。やれやれというところです。

しかし、WAFをOFFにすることは昨今のインターネット上のセキリティ状況を考えるとあまりにも問題が大きすぎます。WAFをONにして、かつ、WAFではじかれていた保存終了のプロトコルを通過させるように設定するのが筋というものです。WAFは攻撃に該当するプロトコルを遮断することが使命だからです。どうも、WAFはビジュアルビルダーの保存終了プロトコルをサーバー攻撃プロトコルとみなしているようです。

筆者が利用しているレンタルサーバでは、HELPにその設定方法の記載がありました。サーバにあるWAF設定ファイルに「解除パラメータ」と「WAFのログの該当プロトコルのシグネチャー」を追記することで、保存終了のプロトコルがWAFを通過するように設定することができました。

このあたり、レンタルサーバーベンダーごとに設定方法も異なると思いますので、そちらのHELP等を参照して試してください。いずれのレンンタルサーバにしても、サーバ上のファイルを直接修正追記しなければならな可能性が高いのでFTPの操作のスキルが必要になる可能性が高いと思います。

老婆心ですが、このあたりのスキルがないとなれば、WIX、Jimdo、のようなCMSとテーマが一体となっているレンタルサーバを利用するか、WORDPRESの場合であれば、ガチガチにレイアウトが縛られカスタマイズ性の低いテーマを利用するほうが無難だと思います。diviはカスタマイズ性が高いく、かつ、それなりにレスポンスが早いのが最大の特徴ですが、この記事に書かれている内容が読んで理解できる程度の最低限のWORDPRESSを稼働させる環境設定に関する知識が必要だと思います。

 

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