30「起業にあたっての自社ホームページ(自営業サイト)構築の考え方 プロローグ」の続きです。

いざ、ホームぺージを自作するとなると、サイト(ホームページ)構築において、大規模システムの開発環境以外のことを単語レベルしか知らないということにハタと気が付いたというのが実態です。そもそも、ホームページと言わずサイトと言っているところが大規模システム感バリバリですね(笑)。

そこで、まず、自営業者として身の丈に合ったサイトの運用環境、構築基盤や開発ツール、運用ツールを調べることにしました。

 

■運用環境

これには大きく分けて次の2つの種類があります。

  • 個別組み合わせ型

運用環境と構築環境や開発環境を個別に用意して組み上げていく方法。 通常、運用環境はそのサービス提供会社と期間利用の契約し、その期間利用する(開発環境、運用ツール、開発ツールは無償の有償あるが、どこから手に入れる。 と、言われても頭の中は????ですよね。どこからか手にれるのかは、今後、必要になったときに都度説明します)。

  • オールインワン型

上記の個別要素を組み合わせ一つにまとめたもの。 これもサービス提供会社と契約してその契約期間中利用できる。 代表的なブランドとしてはJimdoやWixなどがあります。

 

■個別組み合わせ型のそれぞれの要素

運用環境には大きく分けて次の二つがあります。

  • ドメンサービス運営会社

URLを管理し、ブラウザーから接続要求されたWebサーバがネットワーク上のどこにあるかをブラウザに教えるサービスを運営する会社。 DNS(ドメインネームサーバ)というものを保有しそのサービスを実現しています。 通常、この機能サービスしている会社と契約してその期間中利用します。 ここで自分のホームページ(webサーバ)URLアドレス登録することになる(実際にはこのサービス会社が、URLアドレスの重複をしないように管理している会社に代行登録をする)。

ここで、初めて自分のホームページのアドレスを持てることになる(万歳! 何か妙にうれしくなりませんか?)

  • レンタルサーバー運営会社

サイトの実態であるWebサーバが存在する場所を提供する会社。いろいろな会社が個人向けから大企業向けまでいろいろな利用環境をメニューとして用意しています。当然メニュー内容によって費用も大きく変わります。

 

■構築基盤

  • CMS(コンテンツ・マネージメント・システムまたはサービスの略)

自営業者レベルでサイト構築の三種の神器(HTML、CSS、SQLサーバ)を直接使って作るということはまずないな、というのが調べてみてからの感覚です。 小規模サイトではCMS(コンテンツ・マネージメント・システムまたはサービスの略)基盤上で作るのがセオリー。それなりに種類はあるようですが、無償提供されているWordPressのほぼ一人勝ち状態(昨今のOSSコミュニティの力はすごいものがありますね)。ホームページ上で扱うデータの種類を定義し、それに応じたでデータの扱いや表示方法の枠組みを規定しています。その分、HTML、CSSやSQLサーバで直接構築することに足して自由度は下がりますが、それに余りある、便利性が提供されています。

このあたりから、種類や機能のバリエーションが級数的に増えてきますので、以降、単にCMSと表現する場合はCMS=WordPressということで話を限定して進めます。

  • 構築基盤インストールサービス

これは少しややこしい話になりますが、

単に、WordPressをレンタルサーバや自分のパソコンにインストールしても動きません。WordPressが動作するのに必要なSQLサーバなどもインストールする必要があるためです。さらに、それらが連携して動くようにそれぞれのパラメータ設定もしなければななりません。これをまじめにやろうとすると、SQLサーバを理解したり、WordPressとSQLサーバの関係をきっちり理解しなくてはいけません。

ということです。

そうなると、そんな面倒なことできるか! という怨念の声があちこちから聞こえて来るようですよね。

で、それに答えるように出てきたのが、この構築基盤インストールサービスです。一発でSQLサーバ等を含むWordPress運用・構築環境をインストールしてくれます(パソコンにはXAMPP、MMP、InstantWPといったものがあります。詳しくはこれらの単語をキーワードとして検索してみてください。また、レンタルーサーバ会社でこのサービスを実現していないところは今やないと思います。詳しくは各レンタルサーバー会社のHPを検索してみてください)。

 

■開発環境・開発ツール

これはCMSを前提にするとかなり面倒な話になってきます。なので、WordPress前提に絞りますが、それでも、相当面倒な話になりますので、次回の記事でまとめさせていただきたいと思います。

 

今回はここまでです。次回をお楽しみに。

 

 

 

 

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